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保阪正康作家

１９３９年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。２００４年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史　縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く歴史が暗転するとき』（講談社）として好評発売中。

保阪正康日本史縦横無尽

日本人は真珠湾開戦の前日までJ・スチュアートやG・クーパーの映画を見ていた

公開日：2021/12/21 17:00　更新日：2021/12/21 17:00

米俳優のゲーリー・クーパー（Ｃ）Album／共同イメージズ

　アメリカ社会で真珠湾攻撃はいかように受け止められたのか。つまり日本の国民はルーズベルトのわら人形に竹やりを刺して、敵を憎んだが、アメリカ国民はどんな反応を示したのか。その具体例をもう少し詳しく調べてみよう。まず驚くのは「リメンバー・パールハーバー」という歌が作られて、大ヒットし…

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【連載】保阪正康日本史縦横無尽

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