証拠があるのになぜ犯人逮捕に至らず…「世田谷一家殺害事件」はどうしたら解決するのか

公開日: 更新日:

「日本のDNA型鑑定は、DNAのうち身体的特徴や病気に関する情報が含まれない部分(個人識別のみ)を活用しています。米国をはじめ、海外ではDNA型から遺伝子解析をしていて、髪色から病歴をはじめ属性(性別・年齢・身体的特徴)などの遺伝情報も解明しています。米国ではそれで多くの事件を解決に導いている。犯人の髪の毛や目の色、親の国籍(ルーツ)もわかりますから。しかし、日本ではプライバシーにかかわるため、そこまでは踏み込めません。一方で被害者の人権とは何でしょうか。事件解決に向けて、DNAの個人識別と遺伝情報がともに活用できるよう呼びかけています」(警視庁の捜査本部が置かれている成城署の元署長・土田猛さん)

 現在、DNA型の採取や利用、保管や消去などを定めた法律はない。2005年に国会で法制化の必要性が議論されたが、その後はうやむやになっていることから、「DNA活用の法制化」を望む声が出ている。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  2. 2

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    年内休養の小泉今日子に「思想強すぎ」のヤジ相次ぐもファンは平静 武道館での“憲法9条騒動”も通常運転の範囲内

  5. 5

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  1. 6

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  2. 7

    横綱・豊昇龍が味わう「屈辱の極み」…大の里・安青錦休場の5月場所すら期待されないトホホ

  3. 8

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  4. 9

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  5. 10

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に堕ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体