自民・茂木幹事長が“ポスト岸田”宣言「総理になって『やりたい』仕事ある」ってどの口が?

公開日: 更新日:

 ポスト岸田に虎視眈々の茂木敏充幹事長が動き始めた。19日配信されたネット番組で「総理に『なりたい』わけじゃない。ただ総理になって『やりたい』仕事はある」。

 もったいぶった言い回しだが、早い話が「なりたい」ということ。問題は発言のタイミング。この手の発言は、早すぎると高市早苗経済安保相みたいに線香花火の尻すぼみになるし、石破茂元幹事長のように様子見をしてるとグズと言われる。永田町事情通が言う。

「茂木は今国会の政治資金規正法の改正で岸田が行き詰まると思っている。本来なら幹事長として公明党との法案提出に汗をかいてもいいはずなのに何もやっていない。混乱国会の裏で、後ろ盾の麻生太郎とポスト岸田の戦略を練り始めた、ということです」

 動き始めた茂木氏。ただあのゴーマンな性格に何人がついて行くか……。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 7

    高市首相のいらん答弁で中国の怒りエスカレート…トンデモ政権が農水産業生産者と庶民を“見殺し”に

  3. 8

    ナイツ塙が創価学会YouTube登場で話題…氷川きよしや鈴木奈々、加藤綾菜も信仰オープンの背景

  4. 9

    高市首相の台湾有事めぐる国会答弁引き出した立憲議員を“悪玉”にする陰謀論のトンチンカン

  5. 10

    今田美桜「3億円トラブル」報道と11.24スペシャルイベント延期の“点と線”…体調不良説が再燃するウラ