立憲民主党・大串博志議員が6月に政治資金パーティー…禁止法案提出のさなか

公開日: 更新日:

 みんなで頑張ろうという時に、必ずこんなヤカラが出てくる。政治資金規正法の改正をめぐる国会攻防戦。立憲民主党は裏金の温床の政治資金パーティー禁止法案を出しているが、その立憲の選対委員長・大串博志議員(58)が、6月に政治資金パーティーを開くという。

 これじゃあ立憲党内も力が抜ける。「ガッカリですよ。せっかく押せ押せの国会で、岸田首相を追い詰めれば総選挙でも有利になる。そんな戦略で政治資金パーティー全面禁止で頑張っているのに、身内から『パーティーやります』ですからね」(立憲中堅議員)

 大串議員は「法案が通ったら、私も政治資金パーティーは行わない」と言っているが、これって、駄菓子屋に「万引禁止」の張り紙が出るまで、万引をするガキと一緒。

 大串議員を羽交い締めにしてでもパーティーをやめさせる立憲幹部はいないのか。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因