著者のコラム一覧
室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

喜友名さん、あたしはまだ馬鹿みたいに約束した声明文の訂正を待っていたりします。

公開日: 更新日:

『(前略)その後の投稿で冷静さを欠いていた乱暴な表現をしたことについても、反省しております』(喜友名智子・沖縄県会議員・前立憲民主党沖縄県連代表)

 これは6月15日に提出された喜友名さんの声明文。

 なにについて喜友名さんが謝罪したか? 6月8日、喜友名さんが街宣で点字ブロックを塞いでいたことを動画でXに投稿された。それに対し、彼女は引用リツイートで、

『こうやって応援してるフリして握手しながら動画撮ったんですね。端的に気持ち悪いです。(中略)顔覚えてますし、対応考えますね』

 といってしまったこと。

 ちなみに、6月16日は、喜友名さんも立候補している沖縄県議選の投票日だ。このコラムが発表されるのは、選挙が終わってから。なので、あたしはこのことを書くことにした。

 去年、沖縄の新聞社から、事実を捻じ曲げた報道をされた。それは、あたしと立憲の衆議院議員であるあたしの夫が、全国の遺骨収容にかかる予算は、今を生きる人にまわすのが良い、という提案をしたことによる。なぜならば、遺骨収容にかかる費用は毎年増えており、単純計算なら、身元が判明した一体につき、およそ1億8千万円かかっていることになる。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情