著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(62)「大東亜戦争」と「太平洋戦争」という呼称にある共通点

公開日: 更新日:
1945年9月2日、日本降伏の調印式典。署名するマッカーサー元帥(C)共同通信社

 昭和期の戦争の呼称が変化していくだろうと予測されるのだが、それが同時代史から歴史への変化という意味でもある。そして戦後社会を動かしてきたオモテの言論とウラの言論の境界を曖昧にして、新しい用語を生み出していくことになるであろう。従ってここでいう戦時用語の意味も曖昧になる危険性があ… 

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