仰天! 参院選兵庫選挙区の国民民主党候補は、県知事選で「斎藤元彦陣営ボランティア」だった

公開日: 更新日:

兵庫県知事選での動きは素人ではなかった

 演説前に本降りになった雨対策で、スタッフ全員が着用していた半透明の雨ガッパを着た多田氏は、ドレスコードの「さいとうブルー」に花柄があしらわれたワンピース。お守りが二体ぶら下がった薄いピンク色のストラップ付きスマホを首からかけていた。

 聴衆の視界をさえぎることのない姿勢を保ちながら、「ここで立ち止まらないでいただけますでしょうか。お願いいたしま〜す」と、プラカードを高い位置で持ったプロテストの人たちが街宣車近くを通るたびに声を上げる。通行人の混乱を避けるための整備のような振る舞いで移動を促し、斎藤候補の選挙活動に貢献していた。その動きは素人ではなく、ひと際目を引いていたのだ(写真)。

 国民民主党は当初、参議院選挙では、無所属で出馬している元明石市長の泉房穂氏の推薦を決めていた。しかし、今年3月28日の記者会見で国民民主党の榛葉賀津也幹事長は、「魅力的な政党はない」と泉氏が発言したことを理由に推薦を取りやめ、4月20日に多田ひとみ氏を公認候補予定者として擁立した。

 当然、党として公認を出すまでの面接では「どこかの政党に属していますか?」「どこかの政党に属していたことはありますか?」「誰かの選挙のボランティアをした経験は?」などの確認はするものだろう。となると、玉木代表も榛葉幹事長も、多田候補が斎藤県知事のボランティアをしていたことを知っての公認となる。もしくは、多田候補が伝えていないか。いずれにしても大問題だ。

 昨年の衆議院選挙では、大阪駅での玉木代表への突撃取材は短い一言「若者減税」しかもらえず、選挙期間中、応援演説で全国を駆け回る玉木代表への突撃取材は難しい。衆議院選挙の時から比べると支持率が下がったとはいえ、難易度は高いはずだ。しかも嫌な質問には答えずに去って行くと聞いている。果たして、取材に答えてくれるのだろうか。

 選挙戦2日目。姫路駅前で行われた多田ひとみ候補の街頭演説に入る玉木代表に、ぼくは「突撃著書サイン時間稼ぎ作戦」取材を試みた。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  2. 2

    高市政権また老人イジメ…財務省が高齢医療「3割負担」早期引き上げ提言、政府「骨太の方針」への明記も

  3. 3

    高市陣営の「中傷動画」疑惑拡大に自民議員ビクビク…“被害者”枝野幸男氏にSNSで「動け」コメント殺到

  4. 4

    高市ドン引き外交またも炸裂! 豪首相をファーストネーム呼び、“絵文字”付きサイン…識者「デリカシーなし」とバッサリ

  5. 5

    市場にも見透かされる一時しのぎ ドーカツ円買い介入もやっているふり

  1. 6

    皇位継承安定へ「旧宮家養子案」…中道容認報道に枝野幸男元代表ら立憲出身者が激オコ猛反発の波紋

  2. 7

    高市支持“大派閥構想”は自民の醜い政局ゴッコ 将来の総裁候補も大ボス麻生太郎氏も実態は面従腹背

  3. 8

    消えないナフサ供給不安、現場にはモノ届かず…高市首相4.16明言「目詰まり解消」はやはり大ウソだった

  4. 9

    衆院選「中傷動画」問題で高市首相「秘書を信じる!」超強気答弁が“命取り”に…追及ネタ再投下される恐れ

  5. 10

    チンピラ維新が「選挙妨害規制」をブチ上げるバカらしさ 識者も「立法事実は乏しい」とバッサリ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  2. 2

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    年内休養の小泉今日子に「思想強すぎ」のヤジ相次ぐもファンは平静 武道館での“憲法9条騒動”も通常運転の範囲内

  5. 5

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  1. 6

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  2. 7

    横綱・豊昇龍が味わう「屈辱の極み」…大の里・安青錦休場の5月場所すら期待されないトホホ

  3. 8

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  4. 9

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  5. 10

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に堕ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体