参院選千葉で国民民主党に選挙違反疑惑! パワハラ問題で渦中の女性議員が「証拠」をXに投稿

公開日: 更新日:

「比例候補は標旗を6つも交付されるため、全て使わずに余ってしまうことが多い。岡野さんかその周辺は、余った標旗を借りて小林さんの名前を書き、いわゆる『二馬力選挙』を狙ったのではないか。本来、標旗が1つしか交付されない小林陣営は1カ所でしか活動できないが、川崎さんの標旗を利用すれば同時に2カ所で活動できますからね」(県政関係者)

 こんなヤリ口が許されるのか。総務省に問い合わせると「一般論」と前置きした上でこう答えた。

「総務省や都道府県選管は、選挙前に候補予定者らに規定の標旗を掲げるよう説明しています。掲げるべき標旗を掲げずに街頭演説会を行った場合、公選法違反になる可能性がある」(選挙課)

 岡野氏の選挙活動は違法の恐れがあるわけだ。

「彼女は他の現場でも同じ比例代表の標旗を掲げて活動していたから、確信犯じゃないか」(地元関係者)との声もある。

 岡野事務所と国民民主党千葉県連に質問状を送ったが、岡野事務所は無回答。県連は「事実関係を確認しております。事実確認が終わり次第、あらためて回答をさせていただきます」と、やはり事実上の回答拒否である。よほど後ろめたいのか。

  ◇  ◇  ◇

 国民民主党パワハラ問題の第一報は、関連記事【もっと読む】イケイケ国民民主党に“パワハラ問題”噴出!女性衆院議員からの罵倒叱責で体調不良に…4人も離党の異常事態で詳しく報じている。動画も必見だ。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    参院選神奈川で猛攻の参政党候補に疑惑を直撃! 警視庁時代に「横領発覚→依願退職→退職金で弁済」か

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  4. 4

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  5. 5

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  1. 6

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  2. 7

    国民民主党「新人都議」に渦巻く“スピリチュアル疑惑”…またも露呈した候補者選定のユルユルぶり

  3. 8

    参院選「自民裏金議員15人」で当確5人だけの衝撃情勢…比例は組織票があっても狭き門

  4. 9

    自民・鶴保失言「運のいいことに地震」で苦戦の二階ジュニアに赤信号…参院選“仁義なき紀州戦争”決着か

  5. 10

    参院選終盤戦「下剋上」14選挙区はココだ! 自公の“指定席”で続々と落選危機…過半数維持は絶望的

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  2. 2

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  3. 3

    国分太一だけでない旧ジャニーズのモラル低下…乱交パーティーや大麻疑惑も葬り去られた過去

  4. 4

    ホリエモンに「Fラン」とコキ下ろされた東洋大学の現在の「実力」は…伊東市長の学歴詐称疑惑でトバッチリ

  5. 5

    外国人の「日本ブーム」は一巡と専門家 インバウンド需要に陰り…数々のデータではっきり

  1. 6

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  2. 7

    近藤真彦「ヤンチャでいたい」にギョーカイ震撼!田原俊彦をも凌駕する“リアル・ジャイアン”ハラスメント累々

  3. 8

    「モーニングショー」コメンテーター山口真由氏が5週連続欠席…気になる人間関係と体調を心配する声

  4. 9

    参院選終盤戦「下剋上」14選挙区はココだ! 自公の“指定席”で続々と落選危機…過半数維持は絶望的

  5. 10

    参政党の躍進は東京、神奈川だけにあらず? 地方では外国人規制に“地元ネタ”織り込み支持拡大狙い