高市早苗氏の「外国人が鹿暴行」発言が大炎上! 排外主義煽るトンデモ主張に野党からも批判噴出
迷惑系ユーチューバーに感化されたのか
ネット上では、迷惑系ユーチューバーだった、へずまりゅうとの関連が取り沙汰されている。逮捕後、社会復帰したへずまりゅうは、昨年7月から「奈良の鹿を守る」パトロールを開始し、その様子をSNSに投稿。
今年7月20日に投開票された奈良市議選に「外国人から鹿さんと市民を守ります」と訴えて出馬し、初当選している。
ネットでは、高市発言に対して「へずまに乗っかったって見方もあるな」「へずまりゅうに擦り寄ってまで総理になりたいか、高市早苗」「へずまさんと兄弟の盃を交わして“へずま早苗”に改名すればいい」といった声が飛び交っている。
どこまで「鹿暴行発言」に根拠があるのか不明だが、外国人排斥を煽る発言だったのは間違いないのではないか。
法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)はこう言う。
「いま、日本でも差別と分断が急速に広がりつつあります。だからこそ政治家は、その風潮に歯止めをかける必要があるはずです。排外主義は、日本社会にとってプラスにならないでしょう。外国人を追い出して、はたして日本社会が成り立つでしょうか。国力が落ちた日本は、むしろ外国人から選ばれなくなるリスクを心配するべきでしょう」
高市氏の発想は、米トランプ大統領とほとんど変わらない。
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