公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

公開日: 更新日:

小選挙区では生き残れる自民議員は1人だけ?

 仮に次の衆院選で公明が東京の全30小選挙区で立憲民主党など野党の支援に回れば、それこそ自民は全滅もあり得る。前回は自民の公認候補11人が小選挙区を制したが、うち次点に4万票以上の大差をつけたのは、たった1人。25区の井上信治・現都連会長(約6万9400票差)だけだ。

 その井上氏とて盤石ではない。前回は立憲も国民民主党も候補を擁立しなかった“無風”区。選挙区内(青梅・昭島・福生・羽村・あきる野各市と西多摩郡)の比例票では、立憲が約3万7800票、国民民主が約2万1400票を獲得し、維新・共産を加えた計9万2100票に公明の約2万6200票が乗れば、井上氏が小選挙区で得た約11万500票を上回る。

 裏金事件で非公認だった萩生田光一氏(約7500票差)もアウト。もともと公明の推薦を受けず、前回は裏金非公認でも次点に約1万2500票差で勝利した平沢勝栄元復興相しか小選挙区では生き残れないかもしれない。

 自民は前回、大阪の全小選挙区で敗れた。東京も全滅危機なら、いよいよ「ローカル政党」に成り下がる。

  ◇  ◇  ◇

 公明の連立離脱をめぐる高市自民のグダグダぶりは、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などで詳しく報じている。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    やっぱりか? 自民・村井国対委員長が高市首相「国会逃避作戦」画策…予算委出席「原則不要」案をリポスト

  2. 2

    参院のドン放逐で「消費減税」窮地の高市首相に公明党が“助け船”? 現金給付「前倒し」が賛成条件か

  3. 3

    【スクープ第7弾!】衆院選中の違法な「広告動画」疑惑 日本維新の会6議員にも発覚

  4. 4

    裏金、旧統一教会、違法動画疑惑がズラリ…第2次高市改造内閣“激ヤバ”23人リスト

  5. 5

    高市首相の日米首脳会談「蜜月アピール」は突っ込みどころ満載…トランプ大統領は「心ここにあらず」

  1. 6

    自民議員に副大臣&政務官ポスト回避続出の意外な理由…政治資金パーティーに固執するがめつさと無反省

  2. 7

    やはり名ばかりだったOTC類似薬保険除外の「配慮措置」…低所得者1770万人、患者の95%が排除される

  3. 8

    下品な「カネをくれてやるセレモニー」 予算編成権を武器に自民の“集票マシン”を取り込んだ

  4. 9

    シリーズ 保阪メモ「昭和史余話」(40)陸軍のMは商社を回り、威圧をかけて歩いた

  5. 10

    《在日特権を許さない市民の会》との蜜月へのツッコミで表情をこわばらせた

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈47〉気仙沼ちゃんは民宿4軒経営の大女将に 説教してテレビで夫を募集させた甲斐があった

  2. 2

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  3. 3

    モグライダーともしげが埼玉の中高一貫ミッションスクール聖望学園で打ち込んだアメフト《26年夏番外編》

  4. 4

    千葉秋季大会開幕も専大松戸が「来春センバツを狙う」と宣言できない切実なチーム事情

  5. 5

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  1. 6

    広島4番栗原に敵将・落合監督は「四球でいい」と助言を…

  2. 7

    timelesz猪俣周杜「傷害容疑で逮捕」に“ダブルでガッカリ“…ファンの計り知れない失望

  3. 8

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 9

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  5. 10

    4度結婚した宇野千代の“不倫”をNHK朝ドラ「ブラッサム」はどう描く?「カーネーション」は真正面から