日朝会談打診もPR 見えてきた高市流ハッタリの大風呂敷

公開日: 更新日:

見え隠れするスピーチライターの助言

ますます密になる中ロ朝(C)ロイター

 外交デビューをテレビに実況中継させ、まんまとロケットスタートの高市だが、子細に見れば口約束ばかり。

 国会議員を削減し、防衛費増を前倒し、日米黄金時代宣言。拉致も「私の代で」と大風呂敷。少数与党の居直りなのか、打ち上げ花火を実況のメディアも同罪だ。

  ◇  ◇  ◇

 スッタモンダで高市政権が発足してから2週間が過ぎた。3カ月あまりの政治空白を経て始まった臨時国会はようやく本格化。会期は12月17日まで、残された時間はそう多くない。焦点の物価高対策はガソリンの旧暫定税率の年内廃止が決まっただけだが、高市首相に対する世間の期待はうなぎ上りだ。

 高市は就任6日目にASEAN(東南アジア諸国連合)関連首脳会議で外交デビュー。つづく米国のトランプ大統領の来日、APEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議に伴う韓国の李在明大統領や中国の習近平国家主席との首脳会談──。外交ウイークを難なくこなす姿をテレビに実況中継させたことで、メディア各社の世論調査で7割前後だった内閣支持率はさらに上昇した。JNN調査(1、2日実施)では82.0%に達し、2001年以降では小泉政権に次ぐ2番目の高さとなった。まんまとロケットスタートを切った高市が新たにぶち上げたのは、日朝首脳会談の打診。関係者でさえ目を丸くする急展開である。 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り2,677文字/全文3,249文字)

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本若菜“シャイニング顔”で奮闘も…「君の好きは無敵」視聴率4.3%からの反撃を阻む“アラ還コンビ”

  2. 2

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 3

    高市首相が長崎被爆者団体に“ガン飛ばし”で大炎上! 会長あいさつ「戦争知らない」に過剰反応?

  4. 4

    消費税減税は内閣支持率V字回復の“起爆剤”にならず…あてが外れた高市自民の大誤算

  5. 5

    真夏の珍事? 共産党が“野党第1党”に大躍進したワケ…潜在読者掘り起こした電子版「赤旗日曜版」

  1. 6

    札幌でクマ出没件数が大幅減少のナゼ? 昨年は秋以降に大量出没したのに

  2. 7

    危うし「高市延命」天王山 “与ゆ党推薦候補”ポンコツ露呈…9.13沖縄県知事選 首相応援要請は見送り

  3. 8

    WEST.重岡大毅の授かり婚の事後報告に“騙された”とファン激怒 あの目黒蓮も…今も難しいアイドルの結婚事情

  4. 9

    NHKの看板報道番組「ニュースウオッチ9」もリオ五輪に浮かれていた

  5. 10

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ