「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得
元外交官の美根慶樹氏(平和外交研究所代表)はこう言う。
「確かに、大阪総領事の投稿内容は常軌を逸していますが、非常に難しい国の外交官です。勢いで国外退去処分にすれば、間違いなくやり返される。在中国の日本外交官も追い出される羽目になるでしょう。日中首脳会談で『戦略的互恵関係』の推進を確認して2週間足らず。高市首相にしてみれば、個人的信念が口をついたのかもしれませんが、中国側が面白いはずがない。首相の発言は口が滑ったでは済みません。撤回を拒んだ以上、事態の複雑化は避けられないのではないか」
そらみたことか、という展開。自業自得のオトシマエをどうつけるのか。
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