大惨敗の「中道」は存続の危機…公明全員当選にくすぶる立憲出身者からの不満

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若年層は“昭和リベラル”を相手とせず

中道は負けるべくして負けました」と、政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう指摘する。

「一握りの党幹部だけで決めた合流判断を現場がのみ込めず選挙に突入。安保法制の一部は『合憲』、原発再稼働も条件付きで『容認』と現実路線を歩んだつもりが、政治に理想を求める左派離れが起き、本来の“お客”を失った。何よりも発想が『昭和のリベラル』のまま。無党派層、特に若い人々には主張が全く響かなかった。昔ながらの『右派』を敵視するだけで、高市首相の『軍事力を強化しないと平和は保てない』との詭弁を信じてしまう若年層に『そうじゃないんだ』と強く“改心”を迫る努力を怠ったためです。むしろ、日本初の女性首相をイジめる“おじさん集団”の印象を強め、ますます若年層が逃げた。安住幹事長が元グラドルに大敗した宮城4区が象徴的です」

 野田共同代表は「独特の何とも言えない空気に結果が左右された」「万死に値する」と敗戦の弁を述べたが、どんな言い訳ももはや通じない。戦略ミスの自滅で戦後80年積み上げてきた平和国家の瓦解を許した大罪は、間違いなく歴史に残る。

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