国会嫌い高市首相「2つの疑惑」からの逃げ切りも画策…逆ギレから3週間、「秘書陳述書」提出の動きなし

公開日: 更新日:

■集中審議出席は昨年の3分の1

 高市首相の国会嫌いは筋金入りだ。13日時点で今国会での衆参予算委の集中審議は計8回、審議時間は約29時間半。17日までの会期中に衆参1回ずつ開いても、30時間台にとどまる見通し。昨年の通常国会で石破茂前首相は計18回・90時間、2年前に岸田文雄元首相は計17回・73時間46分の集中審議に応じていた。

 いくら昨年は少数与党だったとはいえ、高市首相の出席時間は石破前首相の3分の1程度という異例の短さ。10日夜に国会前で2万7000人(主催者発表)が集まった「めちゃくちゃな政治に抗議します」デモでは、「高市総理は国会に出ろ!」とのコールが連呼されていた。

 公設秘書が関わったとされる暗号資産「サナエトークン」や中傷動画拡散の疑惑を巡っても不誠実の極みだ。

 対応に追われて「総理としての業務時間も残念ながら確保できなくなっている」と逆ギレ、「秘書がしっかりとした陳述書を作りますので、それをもって何とか答弁に代えさせて」と泣きついたのは、先月22日の衆院予算委でのこと。この事実上の「答弁拒否」が国会空転の一因となったが、あれから3週間。陳述書提出の動きはまだ見えない。高市首相は「近日中に提出」と約束したにもかかわらずだ。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    麻生太郎が「皇室典範」改正を急ぐ理由は…“日本会議の30年の集い”に間に合わせたいから

  2. 2

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  3. 3

    「愛子天皇」潰しが国会の最優先法案? 麻生副総裁の野望に振り回される皇室と国民生活

  4. 4

    高市首相が衆院集中審議に“出たくない”とブー垂れ…身内の自民国対「もう疲れ果てた…」ヘトヘトのお気の毒

  5. 5

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ

  1. 6

    高市首相ようやく国会で答弁も…中身は「言い訳全開」で反省ゼロ! すべて「人のせい」の恐るべき厚顔

  2. 7

    ベタ折れで肝いり法案断念の維新 吉村代表と馬場前代表にミゾで「国会組」vs「大阪組」のバトル勃発

  3. 8

    国会空転の“戦犯”高市首相「トンズラ常習」の履歴書 集中審議そっちのけ、チヤホヤ確実会合には長時間滞在

  4. 9

    「麻生太郎は令和の藤原道長だ!」野田佳彦元首相が皇室典範改正案に激怒、執拗に“口撃”する思惑

  5. 10

    高市首相に“もう1つの爆弾”「副首都法案」炸裂の可能性 会期延長なら疑惑追及&身内疲弊のWパンチ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗の地上波ドラマはしばらく厳しいが…橋本愛の事態はもっと深刻

  2. 2

    小池栄子が一番の被害者? 佐藤二朗“ハラスメント騒動”に足引っ張られた「さよならノワール」の評価は上々

  3. 3

    戸郷が離脱、則本メッタ打ちで巨人が緊急補強へ…候補に挙がる「オリックス投手」の名前

  4. 4

    安青錦は「カラダ」より「アタマ」に課題…2ケタ勝利で大関復帰を果たせるか

  5. 5

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  1. 6

    福山雅治も結婚後は苦戦…亀梨和也も正念場を迎えている

  2. 7

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  3. 8

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  4. 9

    高市首相が衆院集中審議に“出たくない”とブー垂れ…身内の自民国対「もう疲れ果てた…」ヘトヘトのお気の毒

  5. 10

    ベタ折れで肝いり法案断念の維新 吉村代表と馬場前代表にミゾで「国会組」vs「大阪組」のバトル勃発