川端康成は見抜いていた? この世から「ロマンス詐欺」はなくならない

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 高倉名誉教授は50代後半で離婚し、子供らとも面会できないまま過ごしてきたという。その間、風俗や恋愛にも興味を持たず教壇に立つことだけが生き甲斐だった。

「愛子」は中国在住の女性(37)。「あなたは偉大だ」という言葉で近づき、高倉の趣味や将来の夢を聞き出し、LINEでのやりとりに移り、自分が婚約破棄された身の上話を語り、「高倉さん」から「兄さん」へと呼び名を変えた。その間わずか10日ほど。

 愛子は「優れた叔父から投資を勉強中で500ドルの利益を得た」と話してきた。

 彼女の勧めで、高倉は“叔父”と名乗る人物とLINEのやりとりを始め、投資用アプリ(実際は偽の収益を示す偽装アプリ)をインストール。5月20日にまずは5万円振り込んだ。

 6日後には1万2050ドル(約188万円)の収益が出たと“愛子から知らされ”、さらにカード会社から80万円借りて入金。親友に「給湯器が壊れて」などと嘘をついて借りた金を含め925万円を「ドブ」に捨てたのだ。

 週刊ポスト(7月24・31日号)で高倉はこう語っている。

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