超豪華列車「四季島」車内で高級ワインやシャンパン“盗み飲み”…トレインクルー男女6人の蛮行と呆れた言い訳
■3年前から試飲が常飲に
トレインクルーの業務内容は、乗客の車内への案内からダイニングやラウンジでの食事や飲料の提供、客室内の清掃、ベッドメーキング、荷物の積み下ろし、旅先のアテンドなど多岐にわたる。6人は車内で提供する高級ワインやシャンパンが酸化していないか、品質管理をする立場にあった。それが3年前から試飲目的ではなく、「常飲」するようになった。
「試飲にしては度を越えた飲酒量だったうえ、クルーが一緒になって試飲をする必要はありません。品質チェックの業務の範囲を超えた飲酒だったと判断しました」(前出の担当者)
トレインクルーの一人は会社の聞き取りに対し、「廃棄するものを飲んでいた」と説明しているというが、だからといって勝手に飲んでいいはずもなく、本来の「試飲目的」ではなかったことは明らか。最高のおもてなしの場の裏で、こんな品位を疑うような行為が横行していたとは、高い金を払った乗客たちはガッカリだろう。