Nスペで一躍脚光浴びた「伝説の半グレ」に懲役4年半…“ミナミのテポドン”犯行の一部始終

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 吉満被告(旧姓籠池)が一躍全国に名を売るきっかけとなったのは、2019年7月に放送されたNHKスペシャル「半グレ 反社会勢力の実像」だった。番組には半グレ軍団「拳月」のリーダーで元格闘家とナンバー2の籠池が出演。<(籠池のSNSの)フォロワー数は1万3000人。「仕事を手伝わないか」という呼び掛けに、あっという間に100件を超える申し込みが殺到する>と持ち上げた。

 放送を見た若者らが半グレに憧れを抱きかねない、ヤツらの派手で贅沢な暮らしぶりを伝える内容だった。大阪府警の幹部も当時、本紙の取材に「番組制作には協力したが、まさか半グレ本人が出てくるなんて思わへんしNHKからも何も聞いてへん。公共の電波を使って、ああいうヤツらに好き放題エラそうにモノを言わせたらアカンわ。アレは半グレ特集やで」と怒りをあらわにした。

■トクリュウのはしり

 番組放送の1カ月後、吉満被告は今回の判決とは別の恐喝未遂事件で逮捕され、21年4月、約1年2カ月の刑期を終え、出所した。

「出所後、吉満はユーチューブチャンネルを開設し、『もう裏社会には戻らない』と社会復帰をアピール。若者向けにアパレルブランドを立ち上げ、『歌で更生を伝えたい』と歌手デビューを果たし、オリジナル曲『変わろう歌(かわろうか)』を配信。22年には自叙伝『テポドン-大阪ミナミの<夜>の歴史を変えた暴れん坊』を発売した。周囲からチヤホヤされ、ますます増長していった。吉満らが率いていた半グレ集団は『トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)』のはしりだった」(捜査事情通)

 あれから6年、トクリュウによる被害は広がる一方だ。

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