浅田真央に心配されるGPファイナル後の過密日程

公開日: 更新日:

 さらに来年1月下旬の4大陸選手権(台湾・台北)も含めれば、2月の五輪本番までに最多で3大会の出場を余儀なくされる。

 連盟の五輪代表選考基準では、GPファイナルの結果よりも、全日本選手権の優勝者を優先する。もちろん、浅田がGPファイナルで優勝すれば「五輪キップ」は堅いが、もしも2位以下に終われば、全日本に出場して3位以内に入り、代表権を確実なものにしなければならない。

「国内では、鈴木明子村上佳菜子といったライバルと浅田との実力には開きがある。現時点でも浅田の代表入りはほぼ間違いない。今季で引退する浅田はファンの期待を一身に背負いソチ五輪で金メダルを狙う。金をとってもらうことが日本フィギュア界の悲願でもある。浅田は性格上、手抜きはできない。全日本や4大陸に出れば最高の演技を披露するため、心身ともに最高のコンディションで臨むことになる。浅田がいなければ興行的には困るだろう。それでもGPファイナルに勝てば五輪までの調整負担を軽くするため、全日本などの欠場を認めてもいいのではないか」(スケート関係者)

 ちなみに、ライバルのキム・ヨナは左足の故障で出遅れ、12月に格下大会のゴールデンスピン(クロアチア・ザグレブ)で今季初戦を迎える。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」