ブラジルW杯C組分析 対戦国の注意点とウィークポイント

公開日: 更新日:

 ゴールへの鋭敏な嗅覚から「ギリシャのインザーギ」と呼ばれているFWミトログル。W杯欧州予選は10試合で2得点にとどまったが、ルーマニアとのプレーオフで大ブレーク。2試合4得点のうち3ゴールを叩き込み、母国のW杯3回目出場の原動力となった。

 所属オリンピアコスでも好調キープ。CLアンデルレヒト戦でハットトリックを決めるなどゴールを量産。グループC組2位に入り、チームの決勝トーナメント進出を牽引した。ミトログルの元にはイタリア、ドイツ、イングランドの名だたる強豪からオファーが届いているという。上り調子の点取り屋は要注意である。

 最大の懸念材料は、W杯欧州予選フル出場の正GKカルネジスが、今季前に移籍したスペインのグラナダで第2GKに甘んじていること。試合勘に問題アリのGKが大一番でミスを連発するようなことになれば、ギリシャのC組突破に暗雲が垂れ込める。

■コロンビア CBの年齢的な衰えがアキレス腱

 大黒柱FWファルカオはもちろんだが、2トップのパートナー、FWグティエレスの高い決定力は要徹底マークである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  3. 3

    佳子さま31歳の誕生日直前に飛び出した“婚約報道” 結婚を巡る「葛藤」の中身

  4. 4

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

  5. 5

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  3. 8

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  4. 9

    「嵐」紅白出演ナシ&“解散ライブに暗雲”でもビクともしない「余裕のメンバー」はこの人だ!

  5. 10

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢