ブラジルW杯C組分析 対戦国の注意点とウィークポイント

公開日: 更新日:

■コートジボワール 長い手足のY・トゥーレは要注意

 代表SB長友が「代表キャリアの中で10年W杯前に対戦したコートジボワールほど強かったチームはない」と感嘆する。

 現代表も強力無比。中でもトップ下のY・トゥーレ(マンチェスター・シティーMF)は要注意人物だ。長い手足を駆使したドリブル、一瞬にしてDFのズレを見抜く戦術眼でアタッカー陣を操り、相手ボールになると身長188センチ、体重90キロの恵まれたフィジカルを前面に押し出し、相手の攻撃の芽を摘んでいく。「Y・トゥーレをどう攻略するか?」。これが勝敗の行方を左右する。

 アフリカを代表する大物ストライカー・FWドログバ(ガラタサライ)の決定力の高さは健在。しかし、超人も寄る年波(35歳)にはあらがえず、プレミア得点王を獲得した頃のスピードは明らかに衰えた。「母国の英雄だから」と、調子に乗れないドログバ頼みの攻撃に執着してくれたら――。攻守のリズムが崩れ、凡庸なチームに成り下がる。

■ギリシャ 上り調子 点取り屋 ミトログル警戒

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束