ソチに暗雲…審判団は“ジャンパー”浅田真央が大嫌い!?

公開日: 更新日:

 84年サラエボ、88年カルガリー五輪を連覇。世界選手権も4度優勝した「フィギュアの女王」ことカタリーナ・ビット(旧東ドイツ)は、カルガリー大会の時、5位になった伊藤みどりが女子では公式戦で初めて3Aを決めて会場を沸かせると「観客はゴムまりが跳ねるのを見に来たのではない」と皮肉ったという話もある。

 あれから四半世紀を経た今でも、欧州では「フィギュアはスポーツではなく芸術」なのだ。

 ちなみにソチ五輪女子フィギュアのジャッジ(審判)は次の13カ国(実際のジャッジは抽選で選ばれる9カ国)。イタリア、米国、カナダ、ロシア、フランス、スウェーデン、ウクライナ、エストニア、スロバキア、英国、ドイツ、日本、韓国。開催国のロシアは言わずと知れたバレエ大国だ。

 手足が長い浅田を「ゴムまり」呼ばわりする欧州審判はいないだろうが、3Aで勝負をかけるのは裏目に出るかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  2. 2

    福山雅治「フジ不適切会合」参加で掘り起こされた吉高由里子への“完全アウト”なセクハラ発言

  3. 3

    広陵問題をSNSの弊害にすり替えやっぱり大炎上…高野連&朝日新聞の「おま言う」案件

  4. 4

    福山雅治、石橋貴明…フジ飲み会問題で匿名有力者が暴かれる中、注目される「スイートルームの会」“タレントU氏”は誰だ?

  5. 5

    夏の甲子園V候補はなぜ早々と散ったのか...1年通じた過密日程 識者は「春季大会廃止」に言及

  1. 6

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 7

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 8

    福山雅治“ローション風呂”のパワーワード炸裂で主演映画とCMへの影響も…日本生命、ソフトBはどう動く?

  4. 9

    参政党・神谷宗幣代表 にじむ旧統一教会への共鳴…「文化的マルクス主義」に強いこだわり

  5. 10

    国民民主党・玉木代表が維新にイチャモン連発! 執拗な“口撃”は焦りの裏返しなのか?