専門筋に聞いた ソチ金メダル最有力・高梨沙羅の“敵”は?

公開日: 更新日:

■侮れない欧州勢

――彼女たちは侮れないと。
「今季のW杯ランキングから五輪での滑降順は上位の高梨が後で、下位の欧州勢が先になる。下位の選手がヒルサイズ越えの105メートルでも飛べば、高梨ら上位の選手はそれ以上に飛距離が出る。故障のリスクを回避するため、ゲートを下げられ助走距離が短くなり、追い風になれば当然、飛距離が出なくなります。ゲートファクター(スタートゲートの上下移動で加減される得点)、ウインドファクター(風の強弱によって加減される得点)をもらえても、ノーマルヒルの距離点は1メートルにつき1.8点だから5メートル違えば9点違ってくる。天候が荒れた場合、結果は分かりません」

――男子はどうでしょう。
「葛西以外にも伊東大貴、竹内択らが安定しているので、団体でもメダルの可能性がある。『沙羅、沙羅』と騒がれているから、男子は逆に気楽に臨めるかもしれません。男子は自信を持ってきているから。あとは風とか条件が合えば、表彰台は見えてきます」

▽おりやま・としみ 1953年長野県生まれ。神奈川大学工学部卒。主に雑誌に執筆するアマチュア専門のスポーツライター。アマチュアスポーツに関する著書が多数ある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  2. 2

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も

  3. 3

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  4. 4

    骨折で入院中ですが…ブラジルに惜敗した森保Jを巡る一部炎上報道で心が痛い

  5. 5

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  1. 6

    男子バスケ日本代表に激震、ホーバス監督“解任”の真相…過去には八村塁と確執も 

  2. 7

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  3. 8

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 9

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  5. 10

    村上誠一郎前総務相が高市政権バッサリ!「これが本当に保守政治なのか」…突きつけた自民「立党宣言」との乖離