先発ローテ入り濃厚 松坂を変えた「肉体・フォーム」徹底改造

公開日: 更新日:

■「やることはやった」

 さらに今季から新たに投球テンポの向上に励んでいる。松坂は一時期、投球間のインターバルがメジャーの投手で最も長く、「リズムが悪い投手」とレッテルを貼られたこともあった。コリンズ監督、ワーセン投手コーチから指摘されたこともあり、オープン戦では間の縮小に努めている。

 オフの調整が久々に順調にこなせたことで、手応えを掴んでいるのだろう。親しい関係者に「やるべきことはやってきた。メジャーに残るかどうかは首脳陣が判断すること」と話している。

 メッツの公式ホームページが11日に伝えたところによれば、コリンズ監督は松坂とともに先発5番手候補だった左腕ラナンの中継ぎでの起用を検討しているという。今後の結果次第とはいえ、松坂が先発ローテーションに食い込むことが濃厚だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは