羽生は4回転ミスも…次の五輪「5回転ジャンプ」時代突入か

公開日: 更新日:

 誰かが壁をブチ破るはずだ。
 ソチ五輪で金メダルに輝いた羽生結弦(19)は、世界選手権初制覇へ向けて挑んだショートプログラムで冒頭の4回転ジャンプで転倒するなど、ミスが響き3位発進。首位はソチ五輪5位の町田樹(24)、2位は同4位のフェルナンデス(22=スペイン)。小塚崇彦(25)は6位だった。フリーは28日に行われる。

 国際大会で上位争いをする男子にとって、今や4回転ジャンプは必要不可欠。4回転を跳ばずしてメダルを手にすることはできない。4年前のバンクーバーでは4回転を回避したライサチェク(米国)が頂点に立ったが、4年という時間がフィギュアの潮流を変えた。

 そこでだ、18年平昌五輪での男子フィギュアはどう変わるのか。
「必ず出てくるだろう」とみられているのが5回転ジャンプを跳ぶ選手だ。一昔前は「4回転なんて絶対無理」といわれていた。昨今の世界大会で上位を争う男子は当たり前のように跳んでいる。

 旧ユーゴの元ナショナルスキーチームのコーチでフィジカルトレーナーの平山昌弘氏がこういう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

  2. 2
    本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

    本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

  3. 3
    訪日客狙い“奥日光2泊3日400万円ツアー”のアテが外れた理由

    訪日客狙い“奥日光2泊3日400万円ツアー”のアテが外れた理由

  4. 4
    「いまだに、ああいうスタンスは何なのだろうと…」当時の山田GMが首をひねった図太い神経

    「いまだに、ああいうスタンスは何なのだろうと…」当時の山田GMが首をひねった図太い神経

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

  2. 7
    大谷「DH独占」打ちまくり、週間MVPも…他の野手を休ませられないロバーツ監督のジレンマ

    大谷「DH独占」打ちまくり、週間MVPも…他の野手を休ませられないロバーツ監督のジレンマ

  3. 8
    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

  4. 9
    東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望

    東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望

  5. 10
    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間