DeNAに負けなし 巨人が狙う“中畑銀行”から「貯金24」

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 巨人が宮崎で行われた22日のDeNA戦で逆転勝利を飾った。
 五回にレスリー・アンダーソン(32)が逆転満塁弾。投げては先発の菅野智之(24)が6安打9奪三振1失点で、リーグ単独トップの4勝目をマークした。21日に「8、9回投げる」と宣言していた通りの今季のチーム初完投。中5日の登板が続く中での好投に原監督は「完投は先発投手の一番の栄光」と目を細めた。

 巨人はこれでDeNAに負けなしの3連勝。一方、DeNAの中畑監督は「今言うことはない」とムッツリ。昨オフ、「巨人戦を5割で行けたらCSに120%行ける。何とか食い下がることができれば、他のチームにも貯金をつくれるはず」と展望を語っていたが、うまくいっていない。

■空中分解寸前

 巨人は中畑監督が就任して以来、DeNAを“メーンバンク”にしてきた。昨年は18勝5敗1分け、12年も17勝4敗3分けと就任2年間で貯金13ずつをもらってリーグ連覇。尾花前監督(現巨人二軍投手総合コーチ)時代の11年は14勝10敗。貯金は4で3位に沈んだ。巨人は昨季、広島から6、ヤクルトから5の貯金をつくったが、一番のお得意さまは“中畑銀行”なのだ。巨人の某選手はこんなことを漏らしていた。

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