DeNAに激怒で奇しくも露呈 巨人中継ぎ陣の“崩壊危機”

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 巨人原辰徳監督(55)は怒っていた。3日のDeNA戦が雨天中止となり、報道陣に対応。二軍落ちとなった宮国について「いちいちコメントする必要はない」と言うと、突然話題を変えた。

「それより、予告先発のセドンを登録したのに、(DeNAの)モス……何だっけ? モスコーソさん? は登録していないんだよ。フェアじゃない」

 連盟への出場選手登録の締め切りは午後3時。中止の決定は3時半だったから、巨人はその前にセドンを登録した。それを見計らっていたかのように、DeNAが中止を決定。試合を行うか否かは主催のDeNAが決めるため、3時前に中止が決まっていたのに知らせなかったと原監督は怒ったのだ。

「1人登録するってのは大事なこと。もうちょっと早めに教えてくれたっていいじゃない。君たちジャーナリストはどう思う?」

 川口投手総合コーチはもっと怒った。「道理としてどうなのか。浅はかだよね。ウチのことを考えてやっているわけでしょ?」と“嫌がらせ”と言わんばかり。セドンの先発はスライドせずに1回飛ばしになる見込み。来週まで投げもしない投手を登録しておかなければならず、28人の一軍選手枠をムダにすることになった巨人の怒りなのだ。

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