DeNAに激怒で奇しくも露呈 巨人中継ぎ陣の“崩壊危機”

公開日: 更新日:

 巨人原辰徳監督(55)は怒っていた。3日のDeNA戦が雨天中止となり、報道陣に対応。二軍落ちとなった宮国について「いちいちコメントする必要はない」と言うと、突然話題を変えた。

「それより、予告先発のセドンを登録したのに、(DeNAの)モス……何だっけ? モスコーソさん? は登録していないんだよ。フェアじゃない」

 連盟への出場選手登録の締め切りは午後3時。中止の決定は3時半だったから、巨人はその前にセドンを登録した。それを見計らっていたかのように、DeNAが中止を決定。試合を行うか否かは主催のDeNAが決めるため、3時前に中止が決まっていたのに知らせなかったと原監督は怒ったのだ。

「1人登録するってのは大事なこと。もうちょっと早めに教えてくれたっていいじゃない。君たちジャーナリストはどう思う?」

 川口投手総合コーチはもっと怒った。「道理としてどうなのか。浅はかだよね。ウチのことを考えてやっているわけでしょ?」と“嫌がらせ”と言わんばかり。セドンの先発はスライドせずに1回飛ばしになる見込み。来週まで投げもしない投手を登録しておかなければならず、28人の一軍選手枠をムダにすることになった巨人の怒りなのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  3. 3

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  4. 4

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 5

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  1. 6

    山本淳一は「妻をソープ送り」報道…光GENJIの“哀れな末路”

  2. 7

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  3. 8

    巨人・岡本和真が狙う「30億円」の上積み…侍ジャパン辞退者続出の中で鼻息荒く

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    光GENJIは全盛期でも年収3000万円なのに…同時期にジャニー&メリーが3億円超稼げていたワケ