DeNA崩壊の音…中畑監督が生んだ前代未聞「造反」騒動

公開日: 更新日:

 試合後、騒動を知った巨人の関係者が苦笑い交じりにこう言った。
「もはや組織としての体をなしていないよね。二軍落ちを不服とした選手がフェイスブックで自ら舞台裏を暴露するなんて前代未聞。そもそも、打撃に集中できないから走者はじっとしといてくれなんて考えられない。中畑監督が気の毒だよ」

■グラウンドで女性と肩組み記念撮影

 敵に同情されたら終わりだが、チーム周辺では残念ながら中畑監督の肩を持つ声も多くはない。7日、対戦5試合目にしてやっとこさ巨人戦初勝利を挙げただけで「夢みたい」と大喜び。そういう無邪気さが、現役時代からこの人の人気を支えた一因とはいえ、指揮官となればもちろん、話は別だ。この日も試合前から他人のサングラスを借りておどけていたかと思えば、関係者の招待客とおぼしき女性2人とグラウンドで肩を組んで記念撮影。自軍の打撃練習中にこんな調子だから、コーチも選手もしらけきっているのか、「ファンサービス、マスコミサービスも結構だけど、選手の練習、動きに目を光らせるのが先でしょう」とチーム内からは、そんな冷ややかな声も聞かれるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑