舞台は着々も 大魔神・佐々木「DeNA来季監督」までの条件

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「大魔神が監督をやっても、文句を言うやつはもう少ないんじゃないか」

 DeNAの周辺でこんな声が聞かれ始めた。

 29日、中日戦に先立ち、98年の日本一メンバーである佐々木主浩氏の野球殿堂入りを祝したセレモニーを行った。元タレントの加奈子夫人らを連れ立ち球場に現れた佐々木氏を、DeNA池田球団社長が出迎えるなどVIP感がタップリ。電光掲示板には現役時代の佐々木氏の偉業を称える映像が流れ、始球式も行われた。チームメートだった中日の谷繁兼任監督が打席に立ち、ファンを沸かせた。

「今の僕があるのはチーム、ファンの支えがあったから。これからもベイスターズの力になれれば」

 こう言ってベイスターズ愛を強調した大魔神。そもそも本人は、以前から古巣で監督をやりたくて仕方がないともっぱら。日米通算381セーブの実績からして、すでに監督になっていてもおかしくないのだが、過去に離婚スキャンダルがあったことなどから、DeNAの新規参入時は監督候補にも挙がらなかったといわれている。

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