米国でも無敗神話へ マー君初完封6連勝で日本人タイ記録

公開日: 更新日:

 2戦連続2ケタ安打を放っている好調なメッツ打線を牛耳り、チームの連敗を「4」で止めた。

■「ヒットを狙え、と言われ打ててよかった」

 ここにきてヤンキースは投打の主力に故障者が続出。特に投手陣は火の車で、右ひざを痛めて故障者リスト(DL)入りしたエース左腕サバシアをはじめ、開幕時のローテーション投手3人が離脱する異常事態に陥った。リリーフ陣も盤石とは言い難く、13日までの本拠地での地下鉄シリーズは救援陣が打ち込まれたこともあり連敗を喫していた。

 ヤンキース先発陣で頼りになるのは田中と黒田の2人だけ。今季の黒田は安定感に欠けるだけに、今や田中が実質的なエースといっても過言ではない。

 田中は、文字通りエースらしい投球でチームの窮状を救った。

▽田中の話「1回1回ゼロに抑えようとして投げた。投げながらフォームをバランスよく修正していけた。(完封は)守備にも助けられた面もあった。チームも連敗、メッツとの交流戦も去年から連敗中だったことは意識していた。何とかストップしたいと思っていた。6連勝? まだまだシーズンは長いですから。メジャー初安打は九回に打席に向かうとき、みんなからヒットを狙え、と言われました(笑い)。打ててよかったです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 2

    84歳の五月みどりが最期のパートナーと過ごす“やすらぎの刻”…経営するギフトショップは閉店

  3. 3

    五月みどりと中村玉緒が共に施設に入居…“同い年の女優”それぞれの晩年

  4. 4

    やす子は人間不信に…友人から借金を頼まれたら「さっさと貸して縁を切る」という新発想

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希は「ひとりぼっち」で崖っぷち…ロバーツ監督が“気になる発言”も

  1. 6

    1000円の小遣いでも嬉しかったほど安月給でも、「カネはない」など口が裂けても言えなかった

  2. 7

    小祝さくらは「加齢の影響」漏らしていた…ツアー6週連続欠場の深刻度

  3. 8

    森保監督が38歳の長友佑都を日本代表に招集し続けるワケ…7月の中国戦はラスト通告だった

  4. 9

    やす子に“賞味期限切れ説”…1年前「24時間マラソン」で意図せずスターになるもTV業界の評判ダダ下がり

  5. 10

    阪神の独走を許した「巨人の大罪」…1点差にめっぽう弱い要因を元コーチ2人が看破する