本田圭佑「虚像と実像」(5)ガンバジュニアユース失格の真相

公開日: 更新日:

 鳥飼北小を卒業した本田圭佑は99年4月、摂津四中に入学すると同時にガンバ大阪のジュニアユースに入団した。兄・弘幸を指導していた摂津二中サッカー部の顧問を務めていた田中章博の推薦もあり、本田は幸運にもプロ予備軍の一員になることができたのである。

 地元では、すでに名の知られた存在だった本田だが、関西全域からサッカーの精鋭が集うジュニアユースでは、あくまで平凡な選手に過ぎない。

 ジュニアからの昇格組で「天才サッカー少年」と評判の家長昭博(現大宮FW)が、同期の中ではチームの中心的存在だった

 ガンバ大阪の元育成普及部長で本田の獲得にも関わった上野山信行(現チームアカデミー本部・強化本部担当顧問)は、当時の印象をこう語る。

「私たちはサッカーに必要な技術、メンタル、フィジカル、戦術の4要素を総合的に見ながら判断します。圭佑は技術、メンタル、戦術の評価は高かった。ヘッド(頭)が上がって視野が広かったし、サッカー自体のうまさはあった。気になったのはフィジカルです。あまり走らなかったし、足も遅かった。でも、12歳の圭佑がジュニアユースからユースと計6年間で成長していく伸びしろを見越し、最終的にジュニアユースの選手として受け入れることにしました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る