C・ロナウド頼りの脆さ露呈 ポルトガルがGL落ちの崖っぷち

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 世界最高の選手と称されているロナウドだが、過去のW杯でも期待ほどの活躍はしていない。初出場した06年ドイツ大会はイラン戦のPKのみ。10年南アフリカ大会は北朝鮮戦で1ゴールを挙げただけに終わっている。

「この日のドイツもそうだったように、対戦相手は〈ロナウドさえ抑えればポルトガルには勝てる〉というイメージで、まずはそこを徹底してくる。所属クラブのレアル・マドリードのように世界トップクラスの選手がロナウドの周囲を固め、ロナウドを生かそうとするプレーをしてくれれば力を発揮できるが、ポルトガル代表のメンバーではなかなかそうはいきません。さすがのロナウドもひとりの力だけではどうしようもないのです」(鈴木氏)

 ポルトガル代表は、CBペペが一発レッドを食らって次戦は出場停止。MFコエントランも故障で退き、どうなるか分からない。メンバーの質がさらに落ちるとなれば、今大会もロナウドは輝きを失ったままブラジルを去ることになる。

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