監督同士の「古巣対決」を制したのはエクアドルのルエダ監督
両チームの監督はともにコロンビア出身。エクアドルのルエダ監督(57)は前回大会、ホンジュラスを28年ぶりに本大会に出場させた。
そのホンジュラスで11年から采配をふるうのはスアレス監督(55)。06年大会でエクアドルをベスト16に導いた知将。お互い古巣との対決だ。
均衡を破ったのは前半31分、ホンジュラスのFWコストリー(31)だった。味方DFからのロングボールを敵陣で受け取ると、そのままドリブルで持ち込みペナルティーエリア前へ。相手DFに詰め寄られながらも最後は左足を振りぬき、先制ゴー
ルを奪った。
これで目を覚ましたのがエクアドルのFWエネル・バレンシア(24)。先制点を奪われた3分後の前半34分に、「お返し」とばかりに味方シュートからのこぼれ球をゴール前に押し込む。後半20分にも敵陣左サイドで得たFKからのクロスをドンピシャのタイミングで頭で合わせ決勝ゴールを奪い取った。
エクアドルのルエダ監督は、06年ドイツ大会以来8年ぶりの決勝トーナメント進出に向け「古巣」対決を制した。