阪神5連敗でBクラス…重篤状態に陥ったベンチの思考停止

公開日: 更新日:

「ベンチは思考停止状態。特にこの中日3連戦は、無死走者一塁で判で押したように犠打ばかり。一時は見られた盗塁やエンドランなどの仕掛けが影を潜めている。窮地に陥った時こそ指揮官の技量、度量が問われるのに、選手任せに終始している。選手起用も一貫性がない。就任から3年、同じことの繰り返しでは選手もついていけない」(福間氏)

■定見ない補強繰り返すフロント

 かといって、フロントがしっかりしているかといえば「?」。先日、中継ぎ強化のために獲得した建山義紀(38)は、他球団の大半が見向きもせず、本人も「引退と思っていた」と話したくらい。年俸はたったの1500万円とはいえ、メジャー帰りである福留、西岡のやらずぶったくりに懲りず、若手や生え抜きの芽を摘むような補強を繰り返している。

 和田監督は契約最終年。チーム内も関西マスコミも、すでにソワソワし始めている。かくして、阪神は日本一早いストーブリーグに突入する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動