組み合わせ、試合会場…アルゼンチン決勝進出は“好条件”揃い

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日刊ゲンダイ本紙コラム「王国インサイドリポート」】

「ワールドカップの組み合わせはいつも、一部の有力国が優遇されている」

 日本代表監督だったジーコが嘆いたのは2006年のドイツ大会前のことだった。確かに、W杯でブラジルがドイツと対戦したのは、昨日の惨敗の前には02年決勝だけ。優勝経験国同士がなるべく対戦しないような「操作」が存在しているのだとジーコは指摘した。

 昨年末、この大会の組み合わせが発表になったとき、目を引いたのはアルゼンチンだった。1次リーグで同組に入ったのは、ボスニア・ヘルツェゴビナ、イラン、そしてナイジェリア──。優勝経験国はもちろん、強豪国は一つもない。

 試合会場も、リオデジャネイロ、ベロオリゾンテ、そしてポルトアレグレと移動距離は短い。極端な高温多湿であるアマゾン地域、あるいはレシフェなどの北東部を見事に避けていた。特にグループリーグ最終戦の行われたポルトアレグレは国境を越えればアルゼンチンである。街には彼らの母国語、スペイン語の看板もあり、限りなくホームに近い場所だった。

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