捕手として球宴に 中日・谷繁監督に丸裸にされるセ投手陣

公開日: 更新日:

「とにかく上を目指して必死でやりたい」

 17日、中日の谷繁兼任監督(43)が前半戦終了のオーナー報告を行い、後半戦の巻き返しを誓った。白井オーナーから「Aクラスに手がかかった4位。(兼任)監督の特色をより明確にして努力してもらえれば優勝できる」と、ハッパをかけられた谷繁監督は、後半戦で選手として出場機会を増やすつもりでいる。逆転優勝のために「捕手谷繁」にかかる期待は大きい。

 その谷繁監督は選手として球宴に出場する。球界では、「中日からは谷繁監督をはじめ、最多の5選手が監督推薦で選ばれた。全セを率いる巨人の原監督が9勝3敗と勝ち越す中日を『お得意さま』にするための懐柔策だ」という声や、「全容が見えない『谷繁野球』をリサーチするためじゃないか」との話もあるが、中日のチーム関係者はこう言う。
「ウチの監督はむしろ、その観察眼でいろんな選手を丸裸にしてくれると思う。特にウチが苦手にしている菅野、坂本(ともに巨人)、マエケン(広島)あたりはターゲットになるだろう」

■ライバル球団にも積極アドバイス

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘