巨人 数年後は「助っ人全員キューバ人」の笑えないジョーク

公開日: 更新日:

 キューバ側に押しつけられた――わけじゃあるまいが、セペダ同様、今回も「パイプづくり」と割り切ったフシがある。今オフこそ「エース級」を獲得したい思惑があるからだ。

巨人の外国人選手は、政府公認のキューバ選手以外はだんだん契約を解除されていくのではないか。ずっと二軍のセドンはもちろん、現在一軍のロペス、キューバから亡命したアンダーソンもみんな危ない。来季まで2年契約を結んでいる守護神のマシソンは別格だけど、契約が切れる来オフには助っ人全員がキューバ人になっていてもおかしくはない。それほど、球団を挙げてキューバに注目しているんです」(巨人関係者)

 総額2億円も払った移籍第1号選手のセペダは現在二軍調整中。全く戦力になっていない。まだ若いメンドーサも後半戦の秘密兵器とは考えにくい。他球団からは「巨人のキューバへのボランティア活動」と揶揄する声も上がる。野球王国とのパイプづくりに血道を上げる現状を見ると、「数年後には『読売キューバ巨人軍』になってるんじゃない?」というナインの冗談も笑えない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"