中日・大島と長嶋打撃コーチが語る「200本安打」の可能性

公開日: 更新日:

「200安打を打てたらと思っています」

 こう話すのは、中日のリードオフマン・大島洋平(28)。右脇腹を痛めて一時戦列を離れていたものの、安打数はリーグトップの119(25日現在)。史上6人目(青木宣親ヤクルト時代に2度達成)の「年間200安打」を狙っている。

 大島は一昨年、打率・310、172安打をマーク。もともと安打を量産する選手が、昨季は打率・248、124安打と精彩を欠いた。今季の復活について本人は「(利き腕でない)右腕の使い方を意識している」と言う。

「昨季は引っ張ろうという意識が強かった。強い打球を打とうと、始動時に左腕でバットを押し込み、極端に言えば上からバットを振り下ろす感じだった。スイングの途中で右腕の力が抜けてボテボテのゴロだったり、凡打になるケースが多かった。今季は中堅から逆方向への意識を持つようにしている。体が開かない軸足の使い方に加え、感覚としては下からバットを出して、レベルスイングができるように、と思っています」

 長嶋打撃兼外野守備走塁コーチが引き取ってこう言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動