セドン攻略法を“耳打ち” セ・リーグに広がる「巨人包囲網」

公開日: 更新日:

「セドンは大型左腕で球持ちがいいので、初めてだとタイミングが取りにくい。いいチェンジアップもある。ただ、セットポジション、クイックモーション、牽制、バント守備など、投げる以外のことが苦手。それが投球に影響するタイプだから、走者を出してからかき回して崩す。さすがに細かいクセまでは教えないけど、これまで対戦した3球団の中に、まだ対戦していない中日阪神には基本的な攻略法を耳打ちしようという空気があったのです」

 中日は結果としてセドンを攻略できず、3-6と完敗したものの、「巨人包囲網」らしきムードが流れたのはこれまでになかったこと。それもこれも、いまの巨人なら他の5球団が束になれば十分、引きずり降ろせるという計算が働いたからではないか。

 実際、巨人の後半戦の成績は5勝9敗1分けでセ・リーグのどん尻。巨人との対戦成績も、阪神は9勝6敗、広島は7勝6敗、DeNAは7勝6敗、ヤクルトは6勝7敗と、5勝11敗の中日を除いた4球団は勝ち越し、もしくは五分に近い戦いをしているのだ。

■5日で4人離脱

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち

  4. 4

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  5. 5

    クマと遭遇しない安全な紅葉スポットはどこにある? 人気の観光イベントも続々中止

  1. 6

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲

  4. 9

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  5. 10

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が