長野離脱危機で拍車…データが語る巨人の後半戦“大沈滞”

公開日: 更新日:

 これは巨人ナインの本音でもある。OBや関係者に、「なんとかしてくださいよ。たまりません」と泣きつく選手は一人や二人じゃなく、首脳陣とナインの溝は大きく深くなりつつあるのだ。

■巨人に勝ち越す他球団は阪神に貯金献上

 この日は、ここ5試合で打率.455、2本塁打とようやく復活の兆しを見せていた1番の長野が、九回の守備で右ヒザを痛め、足を引きずりながらそのまま交代。原監督は「明日になってみないと分からない」と声を落とした。菅野、亀井、松本と相次ぐ故障者に長野まで加わることになれば、チームの沈滞ムードに拍車がかかる。4連勝で波に乗る阪神とは、対照的な雰囲気だ。

 それに巨人相手に7勝6敗と勝ち越すDeNA、7勝9敗と健闘するヤクルトは、阪神にはそれぞれ4勝12敗、8勝9敗と合わせて9もの貯金を献上。「今年は阪神さんが勝ってください」とでもいうべき状況といっていい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  4. 4

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 5

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  1. 6

    参院選で公明党候補“全員落選”危機の衝撃!「公明新聞」異例すぎる選挙分析の読み解き方

  2. 7

    「愛子天皇待望論」を引き出す内親王のカリスマ性…皇室史に詳しい宗教学者・島田裕巳氏が分析

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    松岡&城島の謝罪で乗り切り? 国分太一コンプラ違反「説明責任」放棄と「核心に触れない」メディアを識者バッサリ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒