DeNA捕手に助けられ辛勝も…阪神打線の“アブナイ兆候”

公開日: 更新日:

 現在、阪神は3カード連続負け越し。三回までに得点したのは3試合。メッセンジャーが先発したこの日はサヨナラ勝ちしたといっても、五回まで無得点に抑えられていた。

「最後のセーフの判定に中畑監督は激しく抗議し退場処分となったが、CS出場を狙う本気度がうかがえた。今季の対戦成績は阪神が13勝4敗といっても、このチームはやっぱり不気味だね。今は岩貞や金田といった若い投手が先発で投げている。序盤に点を取ってやらないと投手陣は苦しい。激しい三つ巴の戦いを制するカギはやっぱり打線だ」(前出のOB)

 阪神はこのカードで何とか勝ち越し、ナゴヤで元気のない中日をたたき、9日から甲子園で「ヤマ場」の巨人戦を迎えたい。

 52歳の誕生日を勝利で飾った和田監督は、「今日の勝ちは勢いがつく」と言ったが、今の打線ではその言葉を信じることはできない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動