岡田氏阪神監督「再登板」 球団の狙いはオリ金子の“口説き役”

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 和田監督の「後釜」候補として、04年から5年間采配を振った岡田彰布氏(56=野球評論家)をリストアップしているという阪神。岡田氏といえば阪神監督在任中から南球団社長をはじめ、フロント幹部らとチーム編成などで衝突。オリックス監督を経て、評論家になってからも事あるごとに古巣を批判し、今もフロント幹部との関係はよくない。そんな岡田氏がなぜ、和田監督の後任候補に挙がるのか。

 今季も優勝を逃した阪神は今オフ、チーム再建のため、国内FA権を取得したオリックスの金子や平野佳の獲得に動くことが予想されている。しかし、この2人は阪神に好印象を抱いていない。ここ数年、城島、小林宏らを獲得しながら数年で三くだり半を突きつけた阪神の球団体質に不信感を抱いているからで、「仮に球団が札束を積んで誠意を見せたところで、2人が縦じまのユニホームに袖を通す可能性は低い」とオリックス関係者は言う。

■オリックス時代は金子に全幅の信頼

 しかし、10年から3年間、オリックスで指揮を執った岡田氏が監督となれば話は変わってくる。

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