ヤクルト真中満新監督が就任早々語った「チーム再建策」

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──今季は打率、得点ともにリーグトップ(.279、667得点)。やはり攻撃力を中心とした野球を目指すのですか?

「今季は畠山、川端らずっと試合に出ていた選手がチームを引っ張って、山田、雄平あたりが自信を深めてくれた一年でした。来年につながっていくと思います。ただ……攻撃力を前面に押し出すかというとちょっと違うかもしれない」

──と言いますと……?

「打線は水モノ。来年も同じような結果を残せるとも限りません。だから、投手力を中心とした守りのチームを目指したいという考えは持っています。チームは守備から崩れることもあれば、守備から乗っていくこともある。野手が守備で足を引っ張れば、投手陣がなおさら悪くなる。秋のキャンプからはレギュラーを含めて守備への高い意識を持って、興味を持ってやってもらいたい。一番最初のミーティングでそういう話はしようと思っていますよ」

──守りでいえば今季は遊撃手が固定できなかった。

「そうですね。来季は、他の打順でカバーできれば遊撃手は打撃には目をつむって、守備だけでもという発想もある。周りの選手の打撃力が落ちるようなら、打撃力のある遊撃手を置かないといけない。その辺は、柔軟に考えていきたいですね」

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