虎退治のソフトB武田翔太 二軍投手コーチが語る“潜在能力”

公開日: 更新日:

「初の日本シリーズ、初の甲子園? いやあ、緊張しました。緊張しているように見えなかった?かなり緊張してましたよ。途中から(この緊張感を)楽しもうと思って投げました」

 こう言いながらも、試合中から笑顔を崩さなかったのがソフトバンクの武田翔太(21)だ。

 1敗で迎えた日本シリーズ2戦目に先発し、阪神打線を五回まで完全に抑えた。六回に1点を失い、七回には無死一、二塁のピンチを招きながらも、ニコニコと投球。7回3安打1失点で勝利投手になった。

 秋山監督も「甲子園のファンの声援がすごい中で自分のピッチングができた。大変、素晴らしかった」と脱帽だ。

中日落合GMも大絶賛

 高卒1年目の12年に11試合で8勝(1敗)と鮮烈デビュー。当時評論家だった辛口の中日・落合GMにさえ、「武田はエースになれる」と太鼓判を押されたほどだ。が、昨季は右肩痛などの影響で4勝4敗。今季も同様の理由で出遅れ、8月に一軍復帰してから7試合で3勝3敗だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束