投げるアイドルおたく…マー君に注がれる米ファンの冷視線

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 オフとはいえ、米国のメジャーリーガーはここまでくだけた姿を世間にさらすのかどうか。暇さえあれば、イベントやテレビ番組に出ずっぱりのヤンキース田中将大(26)のことだ。

 何しろ、シーズンを終えて帰国してからの田中は、イベントなどでアイドルタレントと戯れるシーンが連日のようにスポーツではなく芸能マスコミを騒がせている。

 16日にはアイドルグループAKB48の紅白対抗歌合戦にゲスト出演し「両チームとも正々堂々戦ってください。プレーボール」と開会宣言し、客席にボールを投げ入れた。歌謡番組に出演した際にはAKB48メンバーに交じって歌いながら振り付けまでこなすなど、タレントさながらに番組を盛り上げた。

 これまでも「ももいろクローバーZ」のファンと公言し、楽天時代もテレビでアイドルと戯れるのは珍しくなかった。
 ヤンキース入団が決まった1月には動画サイトでアイドルグループと一緒に歌って踊っているシーンが米国で紹介され、米国人記者は「我々はアスリートにこんなことはさせない」とメディアを批判した。アスリートに敬意を払わない姿勢が看過できなかったのだろうが、田中の場合はむしろ積極的にバラエティー番組を楽しんでいるといったあんばいなのだ。

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