投げるアイドルおたく…マー君に注がれる米ファンの冷視線

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■タレント気取り

 右肘靭帯の部分断裂からの完全復活を目指す田中は球団の指示もあって、帰国後もリハビリやトレーニングに精を出している。来季に向けてやることはやっているとはいえ、米国のファンが「投げるアイドルおたく」を見たら目を丸くするのではないか。

「米国にはAKB48のようなアイドルは存在しないため、田中のようにテレビ番組やイベントではしゃぐ選手はいません。仮に田中のような選手がいたら、失笑を買いゴシップ誌を賑わすでしょう。サバイバル番組には参加しても、バラエティー番組でメジャーリーガーを見ることはまずありません。アスリートとしての尊厳を損ねると考える選手が少なくないからです。特に名門球団になると、ブランド力の低下を恐れて選手が交際する女性まで選ぶこともあります」(スポーツライター・友成那智氏)

 そして、こう続ける。

「田中が多数のチャリティーイベントに出演しているのであれば、米国でも、むしろ、尊敬されるはずです。田中はタレント気取りではしゃいでいますが、自ら大リーガーとしての尊厳をおとしめていることに気付くべきです。仮に来季、結果を残しても米国のファンからは支持されないかもしれませんよ」

 そのメンタリティーは米国で奇異に映るに違いない。

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