釜本氏がアギーレ解任要望 「アジア杯は日本人監督で大丈夫」

公開日: 更新日:

 クロと決めつけるつもりはない。しかし、アギーレ監督には退いていただき、これを好機ととらえて日本人監督体制に移行すべきではないか。

 Jリーグ広島で連覇を達成した森保一監督、今シーズン3冠王を達成した長谷川健太G大阪監督など、日本人指導者も着実に結果を残している。

 個人的には監督、コーチともにオール日本人で大丈夫だと思ってはいるが、経験値の面で心配なら、日本人監督の下にW杯や欧州選手権などを経験した外国人指導者を招き、コーチとして補佐してもらってもいい。

 アジア杯を新指導者体制で臨んでも、問題はないと思っている。メンバーの多くがブラジル代表組。ピッチ上の選手に任せておけば、一定レベル以上のパフォーマンスを発揮してくれるだろう。

 21日に「アギーレ監督が年内中に記者会見を行う」とアナウンスされたが、日本サッカー協会の幹部には、サポーターやスポンサーが納得するようなリーダーシップをぜひ発揮してもらいたい。

 年の瀬を迎え、今の事態を深く憂慮しつつ、2015年も日本サッカーを見守っていきたい。

(釜本邦茂=日本サッカー協会顧問)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手