メジャー右腕最高額で合意のシャーザーが早くも“節税対策”

公開日: 更新日:

 メジャーで、またひとつ大型契約が誕生した。

 ナショナルズと7年契約で合意したマックス・シャーザー(30・前タイガース)の年俸が7年総額2億1000万ドル(約247億円)に達するという。19日(日本時間20日)「CBSスポーツ」(電子版)ら複数の米メディアがチーム関係者の話として伝えている。

 年俸総額2億1000万ドルは投手では、昨年1月にドジャースと契約延長したサイ・ヤング賞左腕のクレイトン・カーショウ(26)の7年2億1500万ドル(約253億円)に次ぐ巨額契約。右腕としては史上最高額だ。

 シャーザーは13年にレンジャーズ・ダルビッシュ、マリナーズ・岩隈とともにサイ・ヤング賞最終候補の3人に選ばれ、日本人投手2人を抑えて受賞した。昨季は33試合に登板し、18勝(5敗)で自身2度目の最多勝を獲得。シーズン終了後には前レッドソックスの左腕レスター(現カブス)、前ロイヤルズの右腕シールズとともにFA市場の目玉として動向が注目された。ナショナルズの他、ヤンキース、レッドソックス、レンジャーズなどが獲得に動いたといわれる。

 単純計算で年俸は約35億円。米メディアによれば、ナショナルズの本拠地がある首都ワシントンは所得税率が高いため、多くのメジャーリーガーが節税目的に住居を構えるフロリダ州に引っ越す予定だそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち