今季は明暗別れそうな カブス和田とレンジャーズ藤川

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 カブス和田毅(33)は、渡米4年目にして初の開幕ローテーションの座を掴み取りそうだ。

 昨年11月にカブスと1年400万ドル(約4億7500万円)で再契約。今季のカブスの先発ローテーションはエース左腕のレスター(31=前アスレチックス)を筆頭に右腕ヘンドリックス(25)の4人目まで決定。エプスタイン球団社長は5番手を和田、ウッド(28)、ドゥブロン(27)の左腕3人で競わせる方針だ。今季から指揮を執るマドン監督は「(和田のローテーション入りは)十分にある」と話している。

「オープン戦での防御率が3点台ならローテ入りは間違いないでしょう」とスポーツライターの友成那智氏がこう続ける。

「和田は制球が安定している上に、チェンジアップで右打者を打ち取るのがうまい。昨季途中からローテーション入りして試合をつくっただけに、首脳陣は5番手として計算しているはずです。招待選手だった昨年のオープン戦は防御率8点台(8.38)と結果を残せなかったが、昨季終盤の投球を見る限り、12年5月のトミー・ジョン(左肘の腱の再建手術)から完全復活を果たしたと言っていいでしょう」

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