著者のコラム一覧
松崎菊也戯作者

53年3月9日、大分県別府市生まれ。日大芸術学部放送学科卒業後は宇野重吉らが率いる「劇団民藝」に所属。その後はコントグループ「キモサベ社中」「キャラバン」を経て、88年にコントグループ「ニュースペーパー」を結成。リーダー兼脚本家として活躍した。98、99年にはTBSラジオ「松崎菊也のいかがなものか!」でパーソナリティーを務めた。現在も風刺エッセイや一人芝居を中心に活躍中。

東京マラソンを見て、安保世代ジイサンの本音を代弁してみた

公開日: 更新日:

 東京マラソンでぞろぞろ雨の中を数万人が能天気にジョギングするのを、テロ警戒の厳戒体制の中で孫をひしと抱きかかえて身を潜めている東京都在住、安保世代ジイサンの本音を想像する。

 孫よよく聞け。周辺事態法の「周辺」が地域を示すから撤廃すべきと笑って述べる高村というアバタオヤジ。自衛隊の文官統制を廃止して制服組が実権を握る法案を出すと笑って述べる出戻り防衛大臣。

 それはなあ孫よ。アジア侵略を「欧米からのアジア独立を手助けした」と正当化して知らぬ顔を決め込み、制服組のトップだったのをいいことに、何の根拠もない噂を信じて後藤健二さんの出自を言いふらすような稚拙な脳みその持ち主が軍隊を動かしてもオッケ~ということだ。

 相変わらずアフリカ人がトップか? さもあろう。マラソンを走っておるアフリカ人の相当数は善良なイスラム教徒だ。それを都知事警視庁総出で警備しておるんだ。走りながら警備する警官もおるらしいぞ。警備する前に脱水症状になったら笑うがな。

 いわば積極的平和主義の予行演習だ孫よ。まあ、委員会審議の最中に、何の根拠もないデマをヤジにする腐れ脳みその総理が言い出したことだから体のいい戦争ごっこだ。それへほとんど歯止めをかけられずにすり寄るのが、非イスラム教信者団体が支持する政党だ。どいつも学習能力のないバイキンばかりの国と成り果てようとしている、と言えばバイキンの学習能力に失礼か。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  2. 2

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も

  3. 3

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  4. 4

    骨折で入院中ですが…ブラジルに惜敗した森保Jを巡る一部炎上報道で心が痛い

  5. 5

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  1. 6

    男子バスケ日本代表に激震、ホーバス監督“解任”の真相…過去には八村塁と確執も 

  2. 7

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  3. 8

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 9

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  5. 10

    村上誠一郎前総務相が高市政権バッサリ!「これが本当に保守政治なのか」…突きつけた自民「立党宣言」との乖離