著者のコラム一覧
松崎菊也戯作者

53年3月9日、大分県別府市生まれ。日大芸術学部放送学科卒業後は宇野重吉らが率いる「劇団民藝」に所属。その後はコントグループ「キモサベ社中」「キャラバン」を経て、88年にコントグループ「ニュースペーパー」を結成。リーダー兼脚本家として活躍した。98、99年にはTBSラジオ「松崎菊也のいかがなものか!」でパーソナリティーを務めた。現在も風刺エッセイや一人芝居を中心に活躍中。

代表落選の澤にメールで…この所業「なでしこジャパン」ならぬ「ひとでなしこジャパン」

公開日: 更新日:

 男子と違って世界のトップを争うサッカーなでしこジャパン」の佐々木則夫監督(56)が、3月にポルトガルで行われるアルガルベカップに向け代表メンバーを発表した。

 主将の宮間あや、川澄奈穂美、大儀見優季らが選ばれたが、あの沢穂希(36)は昨秋アジア大会、その後のカナダ遠征に続いてメンバーから外れた。

「選手個々人のことをこの場で話すのは適当ではない」とコメントを控えたので、よけいに裏側が想像される。佐々木と沢の間で何があったのだろうか?

 佐々木は、「沢とはメールで直接やりとりをしている」と言っているらしいが、「体調はどうだ?」程度のあたりさわりないやりとりと聞く。だいたいメールのやりとりなんぞ「直接」とは言わん。功成り名を遂げた名選手へ競技人生の分岐点を話す、いわば引導を渡す、もっといわば猫の首に鈴をつける。

 監督としては煩わしくも避けて通りたい作業ではあろうが、メールで済ますなんぞとんでもねえ! 「直接」とは文字通り、目の前で目を見て、しっかり話をすることだ。安直にして逃げ腰にもメールチャカチャカ打ち込んで「直接話した」なんて言ってんじゃねえぞ佐々木。「今回はメンバーから外れるけど、次はガンバレ」なんてことをだな、メールを開けて読む身になってみいバカタレが!

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  3. 3

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  4. 4

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 5

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  1. 6

    山本淳一は「妻をソープ送り」報道…光GENJIの“哀れな末路”

  2. 7

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  3. 8

    巨人・岡本和真が狙う「30億円」の上積み…侍ジャパン辞退者続出の中で鼻息荒く

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    光GENJIは全盛期でも年収3000万円なのに…同時期にジャニー&メリーが3億円超稼げていたワケ